携帯ショップに行った時や買取ショップに行った時に「キャリアとこですか?」と聞かれて戸惑ったことはないですか?
一般的には経歴(career)を意味する言葉ですが、携帯のキャリアとは通信会社のことです。音声やデータを運ぶ人(carrier)に由来します。分かりやすく説明しますね。
携帯キャリアとは
国内においては、NTTドコモ、au(KDDI)、ソフトバンクが大手3大キャリアと言われます。
現在は楽天モバイルも含めて4大キャリアとも言われてます。
携帯キャリアを聞かれたときは、現在契約している通信会社ということになります。
4大キャリアとは
上記4社は携帯向け通信回線事業者として認定されており、通信キャリアや携帯キャリアとも呼ばれます。
4大キャリアの主な特徴としては、次のようなものがあります。
- 実店舗があり、スタッフと対面でサポートを受けられる
- 家族割、キャリアメールなどのサービスを提供
- 電話かけ放題プラン(かけ放題)やデータ通信使い放題プラン(ギガ放題)がある
- 通信速度の安定性
- 音声通話の高品質
- データ容量無制限で高速データ通信を利用できる
- モバイル事業から独自のコンテンツやサービスの提供
キャリアメールとは⇒携帯電話会社が提供するメールアドレスです。
- docomo→@docomo.ne.jp
- ソフトバンク→@softbank.ne.jp, @i.softbank.jp
- au→@ezweb.ne.jp, @au.com
- 楽天モバイル→@rakumail.jp …など
格安SIMとは
毎月の利用料金が格安、携帯キャリアの毎月の利用料金に比べて、安い料金で利用できるSIMカードのことです。大手キャリアの通信回線を利用して安価な料金プランを提供しているサービスとなります。例えば、LINEモバイルやイオンモバイルは耳にしたことがあるんじゃないでしょうか。
格安SIMのメリット
- 月額料金が安い
- 低容量のプランが豊富に選べる
- 他社に乗り換えても同じ電話番号を引き継ぐことができる
- 料金プランが豊富で通信量に合わせて選べる
- 機種変更なしで利用できる
格安SIMのデメリット
- 通信会社によってはキャリアメールが利用できない場合がある
- 携帯キャリアの回線をレンタルしているため、通信速度が安定しないことがある
- 実店舗数が少なく、対面でのサポートが受けづらい場合がある
まとめ
4大キャリアは実店舗もあり、困ったときや相談したいことがあれば対面で直接聞けるため、スマホの事がよくわからない人や、身近に教えてくれる人がいない場合には安心感があります。その分、毎月の利用料金が割高です。
逆に格安SIMは、自らネットで申し込みを完結したり、スマホが通信できるように設定をしたりとほとんど自分でやらなければならなりません。その分、毎月の利用料金は格安です。あまり使わない人は、格安SIMの方が断然お得ですよね。
「インターネット割引(ネット割)」というのを見たり聞いたりすることが多いと思いますが、人が対応しないで自ら完結することで、低料金の提供ができるということでしょうね。
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